高齢者は転倒が危険
2019.08.20
高齢になっていくと、若い人ならつまづかないだろうというところでもつまづいてしまったり、思わぬ場所で転倒してしまうのは珍しいことではありません。
そしてもしも転倒してしまった場合、骨折する確率も高く、その後の生活がとても不自由になってしまうことも少なくありません。
高齢者の転倒は、その後の生活にも大きな影響を与えてしまうことにも繋がっていくので、転倒を防止できるような環境を整えることが一番重要となります。
高齢者の転倒による骨折の中で多いのは大腿骨の骨折で、その後ケガが治り、歩けるようになるまでにはかなりの時間が必要となることから、そのまま寝たきりの状態になるという人も少なくありません。
介護が必要となる高齢者の原因として、脳卒中や認知症などに続き転倒による骨折も割合的にはとても多いです。
そのため、高齢者が少しでも健康的に自力で行動することができる状態でいるためには、不意の転倒や骨折を起こさないような配慮をしていくことが何よりも重要となります。
そのためには、住居に段差をなくすバリアフリー化を進めたり、転倒しづらい筋力づくりを無理のない程度に行うことも大切なので、周囲にいる人が意識して働きかけることも大切です。