介護に必要不可欠な椅子とは?選び方は?
2019.09.20
介護を行う上で、患者さんはもちろん、介護する側にとっても重要となるのが、様々な場面で必要となる椅子があります。
介護用の椅子は、年齢を重ねることで大変になる立ったり座ったりする動作のサポートをするうえでとても重要です。
ひとつの椅子をあらゆる場面で使いまわすのではなく、靴を履いたり脱いだりをする玄関用の椅子、普段リビングなどで過ごすための椅子、入浴の時に安全に配慮した椅子など、その時、その場面で最適なものを選ぶことが必要となってきます。
そのため椅子としての役割も多彩で、その場面場面のニーズにマッチしたものが用意されています。
例えば、玄関で使用する椅子は、椅子の高さが絶妙に設計されているので、靴の脱ぎ履きはもちろん、立ち上がったりするのにもちょうどよいサイズとなっていますし、普段使用しない時には、折りたたむこともできる設計となっています。
リビングやダイニングで使用する椅子は普段の生活には欠かすことができません。食事をしたり、テレビや読書を楽しむなど起きている時に楽な姿勢を維持するためのリクライニング機能や立ち上がりのサポートなどができる機能が搭載されているものを使用するようにしましょう。
最後にお風呂場で使用する椅子として、楽な姿勢でシャンプーをしたり入浴することのできるサイズ感と、転倒防止効果のあるものが多く、自力でお風呂場まで行けない人のために車椅子のような形状のものもあります。